遠心式攪拌装置 DIK-6750

ビーズを使用した撹拌試験の様子

【高い応用力】
1.素材は金属や樹脂、ゴム、セラミック、カーボンなど、硬質材から軟質材まで、多様な材質に対応可能です。
2.目的に応じ、小型のものから大型のものまで、様々な大きさに対応できます。

【シャフトの脱着は工具なしでOK】
撹拌体を取り付けるシャフトは、チャックフードを最上部まで持ち上げて、手でチャックを操作するだけで、絞める、緩めるの操作ができます。
従来のチャック絞付工具が不要でとても便利です。
また撹拌モーターが回転している時に、誤ってチャックフードを持ち上げると、自動的にモーターの回転を停止する安全機構となっています。

【撹拌体の位置調整が可能】
モーター部本体の高さを変えずに、撹拌体の位置（上下）調整が可能なシャフト貫通型設計です。
撹拌体だけを持ち上げることで、撹拌対象物の交換を行うことができる便利な機能です。
ポイント
遠心撹拌体は吸い上げ力が強いので、出来るだけ上部に遠心撹拌体をセットして使用することをお勧めします。

【遠心式撹拌とは？】
1.撹拌体を回転させると吐出口に遠心力が作用します。
2.撹拌体流路内の液体は、この遠心力により吐出口（撹拌体横の穴）から吐出されます。
3.それに伴い吸入口（撹拌体下部の穴）から流体を吸い込むことで、竜巻状の吸い込みのうず流が発生し、隅々まで撹拌流が行き渡ります。
4.吐出するエネルギーを竜巻状の吸い込み流でエネルギーとして再利用する「プッシュ→プル」流が発生し、高効率の撹拌が可能になります。
5.撹拌体から撹拌流には脈動（パルス）があるため、角や影の部分にも撹拌流が行き渡ります。